Inspection
検査
理想の製品を開発するために
検査はとても重要な役割
一度試作品が完成すると、理想としていた機能や設計の意図がきちんと製品に反映されているかを実際に検証するため、製品に合ったさまざまな検査を行います。
その検査で得た情報を元に、設計や素材などの再検証、改善点の構築を行い、
二度目の試作品を作成し再検査を行います。
理想のサポーターができるまでは、
コンセプト決定→設計→試作→検査・検証→設計→試作→検査・検証
・・・・・を何度も繰り返します。
サポーターは身体に直接装着するものですので、
身体にどのような影響を与えるのかを検証することは、商品づくりにとってはとても重要です。
丸光産業では、1つの商品に対して納得ゆくまで検査を続け、理想の商品を作り上げます。
筋電図検査
筋肉が収縮するときの活動電位の変化を筋電計で測定し、グラフに表し、筋肉の活動性を調べる検査です。
さまざまなサポーターを着用し、サポーターが筋肉に与える影響を検証します。
被服内湿度検査
被服内部の湿度を計測する検査です。
さまざまな種類の素材のサポーターを着用して、運動時のサポーターの内部の湿度を検証します。
体圧分布検査
座位体圧分布や立位体圧分布など平面にかかる圧力分布の状態や重心位置を測定し、画像で表す検査です。
サポーターを着用する前と着用後では体圧分散がどのように違うのかを検査し、サポーターが身体に与える影響を検証します。
衣服圧検査
ヒトに近い評価のできる柔らかなダミーにサポーターを着用させ、身体にかかる衣服圧(着圧)を測定する検査です。
さまざまなサポーターを着用させ、着圧度合いを検証します。
モアレ検査
製品の着用前と着用中での人体における左右バランスの比較をモアレ式体型観察装置(モアレトポグラフィー)により測定する検査です。
サポーターを着用する前と着用後ではグラフどのように変化するかを検査し、サポーターが身体に与える影響を検証します。
サーモ検査
私たちの身体から発する遠赤外線の量を計測して、皮膚表面の温度分布グラフィー化する検査です。
サポーターを着用する前と着用後では画面の色がどのように変化するのかを検査し、サポーターが身体に与える影響を検証します。
姿勢と筋肉バランス検査
姿勢測定システムによる、骨格の歪み、筋肉の緊張分布をビジュアル化する検査です。
姿勢測定システムにより写真撮影・測定を行い、サポーターの着用前後の骨格・筋肉のデータがどのように変化するのかを検証します。
モーションキャプチャー検査
身体の各部位にセンサーを取付け、歩行動作の動きをコンピューターに取り込み、人間の動きをリアルにビジュアル再現化する検査です。
サポーターの着用する前と後では足の上がり方、歩幅、骨盤の傾斜角度などがどのように変化するのかを検査し、サポーターが身体に与える影響を検証します。
着用モニター検査
さまざまなスポーツをしている方やさまざまな仕事をしている方に被験者になっていただき、サポーターを着用したときのズレ感・ホールド感・安定感や着用感を検証します。