バレーボールの女子日本代表として1984年、1988年と2回のオリンピックに出場された丸山由美さん。

現在、日本バレーボール協会公認講師、小田急バレーボールクリニック主任講師として活躍されている丸山さんに、バレーボールの魅力や膝痛と上手に付き合うためのサポーターの利用方法など、いろいろなお話をお聞きしました。

Q.1　はじめに、丸光産業さんとは、どのような出会いだったのでしょうか？

バレーボールは、走る、ジャンプといった、膝を使った動きの多いスポーツで、私も現役時代から膝を痛めていました。

その頃は、サポーターに頼らず、悪いところをカバーできるように筋肉を付ければいいんだって思って、ガンガントレーニングをしていましたが、引退してしまうと、なかなかそうもいかない（笑）

今から十数年前になるでしょうか。

筋肉が落ちてきて調子が悪かった時に、指導をしていたバレーボール教室で丸光産業さんのサポーターに出会って、着けてみたら、それがすごくよかったんです。

これが丸光産業さんとの最初の出会いです。

Q.2　サポーターを着けてみた印象はどうでしたか？

一番初めに感じたのは、安心感。

若い頃と違って、体の限界まで頑張ってしまうと、負担がかかったところを痛めてしまうのではないかという不安がありました。

サポーターが負担のかかるところを保護してくれたり、動きをスムーズにしてくれたりするので、そうした不安が軽減されて、安心して動けるようになりました。

Q.3　バレーボールにおすすめの膝サポーター「Yumi model」もありますよね？

膝の調子が悪かった時には、がっちりと固定してくれるサポーターを使っていましたが、コンディションがよくなるに従って、もう少しソフトなタイプのものがいいかなと思うようになりました。

そんな時に、丸光産業さんに、軽くて、自分の足にフィットして、脚に合わせて面テープで調節ができるYumi modelを作っていただいたんです。

膝頭の部分がオープンになっているので、レシーブで膝を曲げたり、ジャンプをしたりする時の動きもスムーズです。

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Q.4　ニークロスとニーオープンの2タイプがありますが、どのような違いがあるのでしょうか？

ニークロスのほうがホールド力が強いです。

膝下に入っているパッドやクロスベルトで膝をしっかり固定することができます。

ニーオープンは、ホールド力は穏やかですが、フルオープンタイプなので、着脱がとても楽にできます。

私は膝の状態によって、左膝はニークロス、右膝はニーオープンと使い分けています。

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Q.5　Yumi modelのこだわりを教えてください。

サポーターだけに頼りすぎないように、自分の筋肉を維持しながら、膝に負担がかからない設計にしてもらいました。

特に安定感にはこだわっていて、サイドに左右2本ずつ入っているコイルボーンが、膝をしっかり支えてくれる形になっています。

それと、今の時代は見た目も大切ですから、縁にピンクとブルーを入れて、ちょっとおしゃれにしてもらいました。

このサポーターをしていると、周りの人から「それ、どこの？」って聞かれます（笑）

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Q.6　自分の筋肉を維持しながら負担も減らす。確かに、筋肉をつけたほうがいいとは分かっていても、痛い時にはつい動かさないようにしてしまいますよね？

人間の体って、一カ所を痛めただけでも、そこを回復させるのはすごく大変なことなんです。

辛い時は無理をせずに、サポーターの力を借りながら体を動かして、徐々にもとの状態に戻していけばよいのではないでしょうか。

私もだんだんと膝の調子がよくなってきていて、最近ではさらにホールド力が穏やかな皮膚感覚膝サポーターを使うこともあります。

皮膚感覚膝サポーターなら薄いのに程よいホールド感があって、ずれ落ちてこないので、バレーボールをする時にもいいですね。

皆さんにもサポーターに頼り切るというのではなく、助けてもらいながら、生活・スポーツを楽しんでいただきたいですね。

丸山由美（旧姓：江上）

1957年、東京都出身。 中学時代からバレーボールを始め、松蔭高等学校卒業後、1976年に日立に入社。
翌1977年に女子日本代表に初選出。1984年にはロサンゼルスオリンピックにキャプテンとして出場し、銅メダルを獲得するなど、世界的なセンタープレーヤーとして活躍した。
オリンピック後に引退したものの、1987年に選手として復帰し、1988年ソウルオリンピック出場。
現在は、日本バレーボール協会公認講師、小田急バレーボールクリニック主任講師として活躍中。

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